■正多面体の正多角形投影(その2)

 

 正四面体の4頂点

  (1,0,0,0)

  (0,1,0,0)

  (0,0,1,0)

  (0,0,0,1)

が,xy平面上の4点

  (cos0π/4,sin0π/4)

  (cos2π/4,sin2π/4)

  (cos4π/4,sin4π/4)

  (cos6π/4,sin6π/4)

に投影されるためには,2×4行列

M=[cos0π/4,cos2π/4,cos4π/4,cos6π/4]

  [sin0π/4,sin2π/4,sin4π/4,sin6π/4]

が必要になる.

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それでは立方体を正六角形に、一般にn次元立方体を正2n角形に投影するにはどうしたらよいのだろうか?

立方体を[0,1]^3と置く。

[参]Forma, Vol. 9 (No. 3), pp. 233-238, 1994

(1,1,1)→(0,0)

(1,1,0)→(1/√6,1/√2)=(1/2,√3/2)~60

(1,0,1)→(1/√6,-1/√2)=(1/2,-√3/2)=-60

(0,1,1)→(-2/√6,0)=(-1,0)=180

(1,0,0)→(2/√6,0)=(1,0)=0

(0,1,0)→(-1/√6,1/√2)=(-1/2,-√3/2)=120

(0,0,1)→(-1/√6,-1/√2)=(-1/2,-√3)/2=-120

(0,0,0)→(0,0)

(1,0,0)→(2/√6,0)=(1,0)=0

(0,1,0)→(-1/√6,1/√2)=(-1/2,-√3/2)=120

(0,0,1)→(-1/√6,-1/√2)=(-1/2,-√3)/2=-120

を決めれば、反転により

(1,1,0)→(1/√6,1/√2)=(1/2,√3/2)~60

(1,0,1)→(1/√6,-1/√2)=(1/2,-√3/2)=-60

(0,1,1)→(-2/√6,0)=(-1,0)=180

が決まることになる

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