■時代を超えて
オイラーやガウスの天才性は時代を超えて図抜けていて、どこの数学分野にも彼らの名前が登場する
πとeとiの関係を示した数式は世界で一番美しい数式と呼ばれ、多面体の面と頂点と辺の関係を示した数式は世界で2番目に美しい数式と称される。
正7,9,11,13,14角形は作図できないが、意外なことに正17角形が作図できることを示したのはガウスだった。アルキメデスは標識定規をつかって角の三等分問題を解決したが、ガウスは任意の角の三等分の不可能性も明らかにしたことになる。
1965年に大量のデータを速度を重視して解析するテクニックとして開発されたのが,高速フーリエ変換(FFT)です.FFTは今日ではコンピュータと結びついて画像処理などの技術に利用されています.高速フーリエ変換は1960年代にクーリーとテューキーによって発明されたことになっているが、それをさかのぼること150年前、ガウスがその計算方法を編み出していたという。
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