■素数の分解(その2)

素数は分解されることはないのですが、分解される範囲が複素数まで拡大されるのであれば、2つの積の形に分解されて書き表すことができます

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例えば、4で割ったときに1余る素数53は,ただ一つの方法で2平方和で書くことができ、2つの複素数の積の形に分解されて書き表すことができます

53=2^2+7^2=(2+7i)(2-7i)

一方、4で割ったときに1余る素数は複素数の範囲においても分解されて書き表すことはできません。

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8で割ったときに1または3余る素数、例えば、43は,ただ一つの方法でx^2+2y^2の形で書くことができ、2つの複素数の積の形に分解されて書き表すことができます

43=5^2+2・3^2=(5+3√-2)(5-3√-2)

一方、4で割ったときに1余る素数は複素数の範囲においても分解されて書き表すことはできません。

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