■数直線上の集合(その3)

【1】クラトウスキーの閉包・補集合定理

[Q]ある部分位相空間(S)から出発して,補集合をとること(k),閉包をとること(c),内部をとること(i),の操作だけを施すと異なる集合が最大いくつ得られるか?

[A]14通り(Sを除くと13種類)

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【2】クラトウスキーの定理(1930年)

 グラフが平面的であるための必要十分条件は,K5かK3,3と同型な部分グラフを含まないことである.

 K5の5つの頂点,K3,3の6つの頂点を平面上に辺を交差させることなく結ぶことはできない.後者は「3つの家と3つの工場」問題としてよく知られている.

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