■ダ・ヴィンチの多面体(その3)

ダ・ヴィンチは40歳代の初期を幾何学の没頭して過ごした。10年以上をユークリッドの「原論」の詳細な研究に費やした。

円をそれと同じ周長や面積のの正方形に作り替える、立方体の体積を2倍にするといった作図不可能問題を解こうとして多くの時間を注ぎ込んだ。また、ピタゴラスの定理の独自の証明を与えたり、円錐曲線や円錐の表面積についても考察している。

「アトランティコ手稿」からは、彼が5つの正多面体と13個の準正多面体について熟知していたことがわかる。数学に夢中になりすぎて、絵画のことは気にしないようになっていたといわれている。彼にとって多面体が崇高な価値を持っていたから、あるいは、宇宙は幾何学のよってのみ説明されうると考えていたのであろう。

ダ・ヴィンチが数学者パチョーリの本のために描いた挿絵は多面体の辺のみをフレームモデルで表現したものであるが、それたは正確な透視図法を用いて描かれている。

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ダ・ヴィンチ・アークを使って組み立てた多面体はなんと呼んだらいいでしょうか?

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