■形の学校・リンク機構(その9)
ハートの反転器
リンク数は多くなると機械として実質的に動かなくなるので,リンク数の少ない単純な仕組みが望まれる.ポースリエの反転器が7リンクであるのに対して,1875年,ハートは5リンクから構成される直線運動メカニズムを構成した.4本にまでリンク数を少なくすることはできない.
いまはCADに代わっているが、かつての製図台(ドラフタ)には平行な直線を何本も引くことができる便利な機能があって、この機構が応用されていた
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