■連鎖する形(その30)

シュタイナー円環と算額

シュタイナー円環は同心円でない与えられた2つの円に接する円だけからなる集合である。

パップス円環は与えられた2つの円が接する場合、その2つの円に接する円だけからなる集合である。

算額によく取り上げられている主題であって、たとえば、14個の接する円環で

1/r1+1/r8=1/r4+1/r11

が成り立つことを証明せよというものがある。どの円を1と名付けてもよいので、当時、かなりの難問とされていた。

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