■正四面体の環(その53)
正四面体を1個接合させる毎に面数は2,辺数は3,頂点数は1増えるから,k連結体では
面数:2k+2,辺数:3k+3,頂点数:k+3
で与えられる.
四十八環の場合,
面数:100,辺数:147,頂点数:51
となるが,四十八環の座標を数値計算し,最初の3個の頂点と最後の3個(49−51)の頂点3個の座標を比較することにした.
A(1/√2,0,−1)
D(1/√2,0,1)
C(−1/√2,1,0)
B(−1/√2,−1,0)
を初期値として,次の頂点座標を計算をするのであるが,この数値計算の欠点は,誤差が累積を避けられないことである.
一方,利点は,ポリドロン模型では重力の影響でねじれ角が狂ってくるが,数値計算では無重力状態で計算できることである.
辺の長さ2に対して,3点間の距離は
0.413578,0.248147,0.0.37222
であった.小さな隙間が空いてしまうのである.
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