■チュドノフスキーの定理と超越数(その34)
α(log2)+βπ=0
を満足する整数α、βは存在しない。
(証明)
e^π=(−1)^-i
π=-i・log(-1)
α(log2)-βi・log(-1)=0
したがって,ゲルフォント・シュナイダーの定理からこのことがいえるのです.
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[参] 杉岡幹生・武捨貴和「初等数学によるゼータ関数の探求」
によると、オイラーは
ζ(3)=α(log2)^3+βπ^2/6log2
を満足する有理数α、βが存在する
ことを予想している。
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