■18世紀における微積分(その58)

 (その52)(その60)ではt=x+(1+x^2)^1/2とおいた.

 (その54)では,t=x+(x^2−1)^1/2とおいた.

いずれも双曲線であり

[基本原理]2次曲線Γ上に定点P0を定める.Γ上の任意の点Pに半直線P0Pを対応させ(P0自身にはそこでの接線を対応させ),P0Pが正の実軸となす傾き(偏角の正接)をtとすると,Γを表す2次式の座標(x,y)はtの有理関数として表すことができる.

にしたがっているというわけである.

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