■円周等分と正17角形(その26)

【3】2次合同式への応用

2821=7・13・31はカーマイケル数である.

例:x^2=1   (mod2821)

については

2^2820=1 (mod2821)

である。

それでは、2^1410は+1か-1になるだろうか?

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2^1410=1520≠-1  (mod2821)

 2^2820=(2^1410)^2=1520^2=2310400=1 (mod2821)

これより、

  x^2=1   (mod2821)

の4つの解は±1、±1520であることがわかる。

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もし各対から、それらの和と法の最大公約数を計算することによって法の因数を見つけることができる。

(1520+1,2821)=13

(1520-1,2821)=217=7・31

(-1520+1,2821)=(1302,2821)=217=7・31

(-1520-1,2821)=(1300,2821)=13

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