■an+b型素数(その16)

 4n+3型素因数の積は

(4a+3)(4b+3)=4(4ab+3a+3b+2)+1

4n+1型自然数Nになる→偶数個の4n+3型素因数の積は4n+1型自然数Nになる

→4n+1型自然数Nの素因数に4n+1型素数が存在するとは限らない。

したがって、以下のような証明では4n+1型素数は無数に存在することは示すことができない。

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 4n+3型素数は無数に存在する

(証)

4n+3型素数は有限個3,p1,p2,p3,・・・,pkしかないと仮定して矛盾を導き出す。

N=4・p1p2p3・・・pk+3とおく。

Nが素数であれば矛盾。→Nは素数でない

4・p1p2p3・・・pkは3では割り切れない

3はp1,p2,p3,・・・,pkのいずれでも割り切れない

Nはp1,p2,p3,・・・,pkのいずれでも割り切れない

→これら以外に4n+3型素数が存在することになる→矛盾

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