■ポール・エルデス・離散数学の魅力(その88)
たとえば、v種類の小麦が大きさkの土地区画で試験され、小麦の各種類の対(大きさ2)が同じλ回比較されるものとする。
パラメータ(v、k、λ)
これは現在、2デザインと呼ばれている
スタイナー・トリプルはパラメータ(n,3,1)をもつ2デザイン
射影平面はパラメータ(n^2+s+1,s,1)をもつ2デザインである
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たとえば、v種類の小麦が大きさkの土地区画で試験され、小麦の各種類の部分集合(大きさt)が同じλ回比較されるものとする。
パラメータ(v、k、λ)
以下,結果を紹介しますが,球S^dを最も近似できるものはは何か(多面体の決定)よりも球デザインの問題に力点がおかれていました.
正四面体 2デザイン
立方体 3デザイン
正八面体 3デザイン
正12面体 5デザイン
正20面体 5デザイン
正5胞体 2デザイン
正8胞体 3デザイン
正16胞体 3デザイン
正24胞体 5デザイン
正120胞体 11デザイン
正600胞体 11デザイン
正n+1胞体 2デザイン
正2n胞体 3デザイン
正2^n胞体 3デザイン
S^5のE6ルート系格子 5デザイン
S^6のE7ルート系格子 5デザイン
S^7のE8ルート系格子 7デザイン
S^23のリーチ格子 11デザイン
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テイルリンクはすべてのtに対して、t−デザインが構成されうることを示して数学界を驚かせた。
とはいえ、具体的に構成したわけではなく、具体的に構成することについてはかなりの関心が残っている。
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