■ポール・エルデス・離散数学の魅力(その46)
どの頂点からも辺がd本でていて、どの2頂点距離2以下であるグラフを考える。K5やK3,3
このグラフの頂点数は高々d^2+1である。
ちょうどd^2+1のグラフをムーア・グラフという。
ムーア・グラフはd=0,1,2,3,7,57以外には存在しないことが証明されている。
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知られている最大のムーア・グラフの頂点数は50で、d=57の時の存在するかどうかは未解決である。
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