■五芒星と掛谷の問題(その191)
【5】4次方程式の解法(デカルトの方法)
それに対して,デカルトの方法とは
u^4+pu^2+qu+r=(u^2+ku+l)(u^2−ku+m)
と2つの2次方程式に因数分解する方法です.
両辺の係数を比較すると,
l+m−k^2=p
k(m−l)=q
lm=r
より
l=(p+k^2−q/k)/2
m=(p+k^2+q/k)/2
l,mを消去すると
k^6+2pk^4+(p^2−4r)k^2−q^2=0
この方程式は6次方程式ですが,k^2=Kとおけば,Kについての3次方程式になりますから解くことができ,したがって,
(u^2+ku+l)(u^2−ku+m)=0
の解として求まることになります.
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