■イータ関数=テータ関数(その22)

 任意のモジュラー形式はE4(z)とE6(z)の多項式である.

  f(z)=F(E4(z),E6(z))

これは相当に驚くべき定理である.

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 重み0のモジラー形式は

  j(γ(z))=j(z)

すなわち,モジュラー群で不変な上半平面上の解析関数である.

  j(z)=E4^3/Δ

として構成することができる.そのq展開は

  j(z)=1/q+744+196884q+21493760q^2+・・・

で,1/qから始まる.

 その係数は,モンスター・ムーンシャインと関係していることは良く知られている.

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