■フェルマーの小定理と剰余の計算(その64)
[2]古代ギリシャ人はn=4,6,8,9,10,12のとき,2^n−1は素数ではなく,n=2,3,5,7のとき,2^n−1が素数になることを知っていました.
2^2−1=3 (素数)
2^3−1=7 (素数)
2^4−1=15=3・5 (非素数)4k+1=5
2^5−1=31 (素数)
2^6−1=63 (非素数)6k+1=7
2^7−1=127 (素数)
2^8−1=255=3・5・17 (非素数)8k+1=17
2^9−1=511=7・73 (非素数)9k+1=73
2^10−1=1023=3・11・31 (非素数)10k+1=11
2^11−1=2047=23・89 (非素数)11k+1=23
2^12−1=4095=3^2・5・7・13 (非素数)12k+1=13
2^13−1=8191 (素数)
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Kn+1は最小の素因数とは限らないので、(その66)には問題が残る。
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