■奇数の正方形配置

【1】アヴィケンナの奇数の正方形

 たとえば,最初の25個の奇数を5×5の正方形状に並べる.

  1  3  5  7  9

  11  13  15  17  19

  21  23  25  27  29

  31  33  35  37  39

  41  43  45  47  49

 2本の対角線上の数をそれぞれ足し合わせると

  1+13+25+37+49=125

  9+17+25+33+41=125

これらの値が等しくなることに不思議はないが,5^3=125となることに不思議さを感じるだろう.

  1  3  5  7  9  11

  13  15  17  19  21  23

  25  27  29  31  33  35

  37  39  41  43  45  47

  49  51  53  55  57  59

  61  63  65  67  69  71

  1+15+29+43+57+71=216=6^3

  11+21+31+41+51+61=216=6^3

 最初の36個の奇数を6×6の正方形状に並べると

===================================