■概完全数? (その4)
自然数Nの正の約数の和をσ(N)で表すことにします.
完全数とは
σ(N)=2N
を満たす自然数Nのことである.
概完全数とは
σ(N)=2N-1
を満たす自然数Nのことである.N=2^rは概完全数である。概完全数は2^rの限るか?はよく知られた難問である。
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[Q]Nが素数ならば,σ(N)=N+1を満たす。それでは、2σ(N)=N+1を満たす数を調べてみよう.
[A]N=3,15,255,65535は解である。しかし、これで終わりではなく別系統の解があと2つある。
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注目すべき点は
3=3
15=3・5
255=3・5・17
65535=3・5・17・257
とフェルマー素数の積になっていることである。
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