■素数と無限級数(その21)
[1]ユークリッド(素数は無限個存在する)
Σp1=∞
[2]オレーム(1350年頃)
ζ(1)=Σ1/n=1+1/2+1/3+・・・=∞
[3]グレゴリー・ライプニッツ級数(1672年)
L(1)=Σ(−1)^n/(2n+1)=1−1/3+1/5−1/7+・・・=π/4
本当はグレゴリー・ライプニッツ級数(1672年)より300年前の1400年頃に,インドのマーダヴァが証明済みであった.
[4]オイラー(1737年)
Σ1/p=1/2+1/3+1/5+1/7+・・・=∞
これは[1]素数は無限個存在するの改良版である.オイラーはさらに
Σ(1mod4)1/p=1/5+1/13+1/17+1/29+・・・=∞
Σ(3mod4)1/p=1/2+1/3+1/7+1/11+・・・=∞
の証明にも成功している.
[5]オイラー(発散級数の和)
ζ(2)=π^2/6
ζ(−1)=1+2+3+・・・=−1/12
ζ(−1)=−ζ(2)/2π^2
ζ(4)=π^4/90
ζ(−3)=1+2^3+3^3+・・・=1/120
ζ(−3)=−3ζ(4)/4π^4
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