■もうひとつの分解合同定理(その14)

タルスキーの問題「円板を有限個の破片に分けて,集めて同じ面積の正方形にすることができるか」は,1990年になっておよそ10^50個の破片を使って可能であることがラスコヴィッチによって証明された.ある意味,円積問題(円の面積に等しい正方形を作図する)は不可能ではなかったことになる.

[Q]ラスコヴィッチによる円の正方形化の分解をボレル集合で行えるか?

この問題は肯定的に解決された

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