■正四面体の環(その41)

 正四面体立体らせんの円柱面への投影では,正三角形面が2等辺三角形にみえる投影方向になっている.そのねじれ角は

 cosθ=−2/3,θ=arccos(−2/3)であるが,

 θ=π+arctan((1−c^2)/c)=π+arctan(−√5/2)=131.81°

=2arctan(√5)=π+arctan(−√5/2)=131.81°

である.

 正四面体立体らせんのねじれ角は無理数であるため,連結数を無限に増やしても投影図上頂点が重なることはない.

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3次元では2/3となったが、4次元では2/4とはならないので、上の考察は誤りである。

気分的にはπの有理数倍ではないと想像できるかもしれないが

正三角形の二面角arccos(1/2)=π/3

正四面体の二面角arccos(1/3)・・・πの有理数倍ではない

正単体の二面角arccos(1/n)・・・πの有理数倍ではない

ではないこととも無関係である。

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