【1】トーラス面上のK7
[1]もし,K6が平面的であるならば,v=6,e=15.
f=e-v=9
また,各面は少なくとも3つの辺をもたなければならないから,
27=3f≦2e=30
となって矛盾は生じない.
[2]もし,K7が平面的であるならば,v=7,e=21.
f=e-v=14
また,各面は少なくとも3つの辺をもたなければならないから,
42=3f≦2e=42 (正則)
となって矛盾は生じない.
[3]もし,K8が平面的であるならば,v=8,e=28.
f=e-v=20
また,各面は少なくとも3つの辺をもたなければならないから,
60=3f≦2e=56
となって矛盾.
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【2】球面上のK4
もし,K4が平面的であるならば,v=4,e=6.
f=2+e-v=4
また,各面は少なくとも3つの辺をもたなければならないから,
12=3f≦2e=12 (正則)
となって矛盾は生じない.
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【3】種数g表面上の正則平面グラフ
Kvが平面的であるならば,q=v-1,e=v(v-1)/2.
f=2-2g+e-v=2-2g+v(v-1)/2-v
また,各面は少なくとも3つの辺をもたなければならないから,
3(2-2g+v(v-1)/2-v)=3f≦2e=v(v-1)
正則正則平面グラフであるためには
3(2-2g+v(v-1)/2-v)=v(v-1)
g=(v-3)(v-4)/12
この方程式には解が無数にあるが,
g=0 → K4
g=1 → K7
g=6 → K12
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