■積和の逆数和(その2)
1/1=1/2+1/6+1/12+1/20+1/30+・・・+1/n(n+1)+・・・
1/2=1/3+1/12+1/30+1/60+1/105+・・・
1/3=1/4+1/20+1/60+1/140+1/280+・・・
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【1】ライプニッツの調和三角形
1/1
1/2 1/2
1/3 1/6 1/3
1/4 1/12 1/12 1/4
1/5 1/20 1/30 1/20 1/5
1/6 1/30 1/60 1/60 1/30 1/6
1/7 1/42 1/105 1/140 1/105 1/42 1/7
1/8 1/56 1/168 1/280 1/280 1/166 1/56 1/8
1/9 1/72 1/252 1/504 1/630 1/504 1/252 1/72 1/9
において,各数は下および右下の数の和である.たとえば,
1/2=1/3+1/6
1/3=1/4+1/12
1/6=1/12+1/12
パスカルの三角形では,一般項は(n,r)であるが,ライプニッツの調和三角形では1/(n+1)(n,r)になっていて,
1/(n+1)(n,r−1)+1/(n+1)(n,r)=1/n(n−1,r−1)
より,各数は下および右下の数の和であることが証明される.
それを無限に繰り返すと冒頭の級数が得られる.
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