■次元数
三角形の面積が底辺×高さ÷2であることは、同じ三角形2個で平行四辺形になるという簡単な観察から導き出すことができる。
しかし、四面体の体積が底面×高さ÷3であることを証明するのは簡単ではない。同じ四面体3個で平行六面体になるとことは思い浮かべることは難しいからである。
逆に、立方体であれば、合同なピラミッド3個に解体することができるが、直方体では同じ体積の3個のピラミッドに解体できるが、この3個はもはや同じ形にはならない。
n次元の幾何学の例をあげると,三角形の面積は底辺かける高さ割る2ですが,三角錐になると底面積かける高さ割る3,四次元の三角錐なら底体積かける高さ割る4,五次元なら底四次元面積かける高さ割る5・・・.高次元の多面体ではこのようになることが知られています.底面×高さ÷nは次元数なのである。
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