■ヒポクラテスの定理と円積問題(その2)
大きな半円に2個の小半円が接しながら内接している
2つの小円の弧の長さの和は大きい半円の弧の長さに等しい
2つの小円の面積の和はアルベロスの面積に等しい
ことはよく知られている。
===================================
2つの小円の接点から2円の共通接線を引き、大円に交わる点を求める。
2つの小円のもう一つの共通接線を求める。
共通接線の長さLは
L^2=4r1r2で与えられる。
===================================
この4点を通る円の面積はアルベロスの面積に等しい。
S=π/2{(r1+r2)^2-r1^2-r2^2}=πr1r2
===================================