■コンウェイのソファ問題(その23)

[1]0°<α<2.2448°=φ

  壁に接触しているのは2点のみ.

  r(α)=s(α)=1/2

  すなわち,半径1/2の円弧で,外側と内側にある2点

[2]2°<α<39.0356°=θ

  壁に接触しているのは4点.

  r(α)=s(α)+u(90°−α)

 すなわち,外側と内側にある円のインボリュート2点とそのインボリュートで外側にある点1点

[3]39.0356°<α<45°

 壁に接触しているのは3点.

 r(α)=u(90°−α)

すなわち,外側にある円のインボリュート2点と内側にある円のインボリュート1点

 また,[2][3]では

  u’(α)=−u(90°−α)−s(α)

が成り立つ.

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 しかし,ここまでやっても

  φ=2.2448°

  θ=39.0356°

はなかなか計算できないでいる.

 わかったのは,ガーバー型ソファの曲線は円弧に見えるが,多くは円弧ではなく,円のインボリュートとそのインボリュートであることであった.

 遣り残した問題としては,ハマースレー型ソファにせよガーバー型ソファにせよ,サイクロイドににているが,サイクロイドで近似して何かメリットが得られないかということである.よく知られているように,サイクロイド(等角らせんも)の伸開線と縮閉線は,もとの曲線と合同になりからである.

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