■パップス・パスカル・ケイリー・バカラック(その4)
パスカルの定理自体、より一般的な定理の特別の場合である。
3次曲線にはコンコイド、デカルトの正葉選、アニェージの迂地線などがあるが・・・
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【5】ケイリー・バカラックの定理
2つの3次曲線A,Bが9個の交点を持つとき3次曲線Cがそのうち8個の交点を通るならば、残り1個の交点も通る
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【5】ケイリ−・バカラックの定理/M.ネーターの定理
楕円曲線が群構造をもつことはケイリ−・バカラックの定理やM.ネーターの定理をもとに説明される.
2つの3次曲線は9個の異なる点で交わり,別の3次曲線がこれらの交点の8個を含んでいるならば,それは9個すべての点を含む.これはケイリ−・バカラックの定理の特別な場合で,「9個の点で交わる2つの3次曲線(cubics)があり,それらの中の6個の点は2次曲線(quadrics)上にあると仮定する.すると残り3個の交点はひとつの直線上にある.」も導くことができる.パスカルの定理はこれより得られる.
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