■142857(その69)
1/7=0.142857142857・・・
(循環節:142757の長さ6)
に対して,乗算を施す.
142857×2=285714
142857×3=428571
142857×4=571428
142787×5=714285
142787×6=857142
142787×7=999999
1から6までの掛け算では6桁の数字の巡回置換になる.この性質からダイヤル数あるいはフェニックス数とも呼ばれているようである.
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(1,4),(4,2),(2,8),(8,5),(5,7),(7,1)の6点を通る楕円(7n分の1楕円)が存在する。
19x^2+36xy+41y^2-333x-531y+1638=0
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さらに、(14,28),(42,85),(28,57),(85,71),(57,14),(71,42)の6点を通る楕円(7n分の1楕円)も存在する。a
-165104x^2+160804xy+-41651y^2+8385498x-3836349y-7999600=0
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一般には,平面上の任意の位置にある5点が唯一の円錐曲線を決定します.ニュートンは「プリンキピア」のなかで5点を通る円錐曲線の作図法などを案出しながら壮大な天体力学を展開しています.
n次平面代数曲線の方程式f(x,y)=0は,(n+1)(n+2)/2個の係数をもっていますが,fに定数を掛けても曲線は変わりませんから,n次曲線はn(n+3)/2個のパラメータに依っていることになります.そこで,平面内に与えられたn(n+3)/2個の点(xi,yi)を通るという条件によって曲線を決定するという問題が自然に提起されます.ニュートンはこうした研究を応用して,2次曲線上の5点,3次曲線上の7点が与えられた場合にこれを作図する方法を見いだしたのです.
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