■間引いたフィボナッチ数列(その18)

 4n+3型素因数の積は

(4a+3)(4b+3)=4(4ab+3a+3b+2)+1

4n+1型自然数Nになる→偶数個の4n+3型素因数の積は4n+1型自然数Nになる

→4n+1型自然数Nの素因数に4n+1型素数が存在するとは限らない。

4n+3型素数とは本質的な違いがあるのです。

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 4n+1型素数は無数に存在する

(証)

4n+1型素数は有限個p1,p2,p3,・・・,pkしかないと仮定して矛盾を導き出す。

N=4・(p1p2p3・・・pk)^2+1とおく。

Nが素数であれば矛盾。→Nは素数でない

Nは2,p1,p2,p3,・・・,pkでは割り切れない

しかし、Nはx^2+1型自然数であるから素因数はq=4n+1型素数になる

これは4n+1型素数はp1,p2,p3,・・・,pkだけであることに矛盾する

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