■√2に収束する1次分数列(その2)

【2】√2の近似値とヘロン数列

  p/q→(p+2q)/(p+q)

に次ぐ第3の近似分数は

  p/q→(p+2q)/(p+q)→(3p+4q)/(2p+3q)

となりますが,

  (3p+4q)/(2p+3q)

にp=1,q=1を代入すると過小評価(−1)側の分数列

  (−1) 1/1<7/5<41/29<239/169<・・・<√2

p=3,q=2を代入すると過大評価(+1)側の分数列が得られます.

  √2<・・・<577/408<99/70<17/12<3/2 (+1)</P>

 すなわち(3p+4q)/(2p+3q)では分数を1つ飛び越えているので収束が加速されます.

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