■ありやなしや(その12)
フェルマーやオイラーはx^2+my^2型の場合を研究したが、、その後、ルジャンドルやガウスは
ax^2+bxy+cy^2型の場合を研究した。
一般に、
ax^2+bxy+cy^2=n
がZ^2に解をもつか否かを判定するアルゴリズムが存在する。
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3x^2+6xy-5y^2=4
についてf(1,1)=4であることはすぐにわかるが、
3x^2+6xy-5y^2=7、すなわち
f(x,y)=7となる(x,y)をみつけることはできるだろうか?
f(1,0)=3,f(0,1)=-5,-5,f(1,1)=4
からスタートするトポグラフを描く
トポグラフに現れる数(に平方数をかけても)7、-100をとらないことがわかる。
3x^2+6xy-5y^2=7
3x^2+6xy-5y^2=-100
などは整数の範囲に解をもたないことがわかる。
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2x^2+xy+4y^2=31
f(1,0)=2,f(0,1)=4,-5,f(1,1)=7
からスタートするトポグラフを描く
2,4,5,7,10,14,16,19,20,25,28,32
2x^2+xy+4y^2=31
は整数の範囲に解をもたないことがわかる。
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