■約数の和(その67)
自分自身を除く約数の和はとりあげる数によって異なるが、たとえば、52にはならない。
{2,5,52,88,96,120,・・・}
エルデシュはこのような数は無限にあることを証明した。
このなかで5は奇数であるが、ほかには存在しないのだろうか?
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この疑問は「ゴールドバッハの予想」・・・いかなる偶数も2つの素数の和としてあらわせる・・・と結びつく。
ゴールドバッハ予想が正しいと仮定すると、奇数2n+1において、2n=p+q,p,qは素数と書ける。
pqの自分自身を除く約数の和はp+q+1であるが、これは2n+1に等しいことになるから
奇数2n+1は不可触るではありえない。
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