■約数の積(その23)
【1】正八面体多項式
[1]頂点を∞に立体射影する場合
頂点を根とするモニック多項式x^5-xの次数は5である
面心8点を根とするモニック多項式x^8+7・2x+1の7は素数であり、中間項(最高次・最低次以外の項)の係数は7で割り切れる。
頂点と面心を根とするモニック多項式x^13+13x^9-13x^5-xの次数13は素数であり、中間項(最高次・最低次以外の項)の係数は13で割り切れる。
辺心12点を根とするモニック多項式x^12-11・3x^8-11・3x^4+1の11は素数であり、中間項(最高次・最低次以外の項)の係数は11で割り切れる。
頂点と辺心を根とするモニック多項式x^17+17・2x^13-17・2x^5-xの次数17は素数であり、中間項(最高次・最低次以外の項)の係数は17で割り切れる。
辺心と面心を根とするモニック多項式x^20-19x^16-19・26x^12-19・26x^8-19x^4-xの19は素数であり、中間項(最高次・最低次以外の項)の係数は19で割り切れる。
頂点と辺心と面心を根とするモニック多項式x^25-5・4x^21-5^2・19x^17+5^2・19x^9-5・4x^5-xの次数25は素数5の2乗であり、中間項(最高次・最低次以外の項)の係数は5で割り切れる。
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立体射影を
x=(x1,x2,x3)→φ(x)=(x1+ix2)/(1+x3)
で定義する。
頂点(±1,0,0),(0,±1,0),(0,0,±1)はφ(x)=∞,0,i^k(k=0,1,2,3)に射影される。→頂点を根とするモニック多項式x^5-xの次数は5である
面心(±1/√3 ,±1/√3,±1/√3)はφ(x)=(√3±1)/√2・((1+i)/√2)^k(k=1,3,5,7)に射影される。→面心8点を根とするモニック多項式x^8+7・2x+1の7は素数であり、中間項(最高次・最低次以外の項)の係数は7で割り切れる。
辺心(±1/√2 ,±1/√2,0)はφ(x)=((1+i)/√2)^k(k=1,3,5,7)
φ(x)=(√2±1)・i^k(k=0,1,2,3)
に射影される。→辺心12点を根とするモニック多項式x^12-11・3x^8-11・3x^4+1の11は素数であり、中間項(最高次・最低次以外の項)の係数は11で割り切れる。
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