■フィボナッチ数列の分布法則(その32)

 F2n+1=Fn^2+Fn+1^2

F2n+1が平方数となるnをさがしてみよう。

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自明な1は別にして、フィボナッチ数でかつ平方数となる、知られている唯一の数は144である。

1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144・・・12番目のフィボナッチ数

このタイプの数n^2はn番目のフィボナッチ数になっていることを前提とすると、フィボナッチ数Fnは

  Fn〜φ^n/√5

であるから、フィボナッチ数かつ平方数が存在するのは

  n^2〜φ^n/√5

となるようなnが小さい範囲に限定される。

したがって、フィボナッチ数かつ平方数は144だけであることがわかる。

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