■約数の和(その9)

  2^p−1  (pは素数)

に対して,簡単な数値実験をしでみよう.

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 pは20未満の素数とすると

p=2  2^2−1=3  (素数)

p=3  2^3−1=7  (素数)

p=5  2^5−1=31  (素数)

p=7  2^7−1=127  (素数)

p=11  2^11−1=2047 (素数)

p=13  2^13−1=8191=23・89  (非素数)

p=17  2^17−1=131071  (素数)

p=19  2^19−1=524287  (素数)

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 2^n−1が素数であれば,2^n-1(2^n−1)は偶数の完全数である.

  6,28,496,8128,・・・

 偶数の完全数は三角数でもある.さらに6を別とすると,偶数の完全数は連続する奇数の3乗和になる.

  28=1^3+3^3

  496=1^3+3^3+5^3+7^3

  8128=1^3+3^3+5^3+7^3+9^3+11^3+13^3+15^3

 奇数の完全数は見つかっていないし,存在しないことも証明されてはいない.

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