■ミハイレスクの定理(その3)

  2^n=3^m−1

考える. この方程式には

  (n,m)=(1,1),(3,2)

以外の整数解をもたないことが知られている.

  3^n=2^m−1

では,(n,m)=(1,2)は唯一の解である.

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【1】カタラン予想の一般化

 カタラン予想はミハイリスク定理となって,数学界を仰天させたのですが,ワイルスがフェルマー予想を証明したときのほどの興奮はなく解かれました.しかしまだ終わりではありません.

 カタラン予想をガウス整数を使って一般化すると

  x^p−y^q=±1,±i

なる複素数a+biが存在するかどうかという問題になります.

 現在のところ,

  (78+78i)^2−(−23i)^3=i

以外の解があるかどうかについてはわかっていないそうです.

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