■エルランゲン・プログラムと変換群(その7)
双曲平面において、直交する2本の直線を固定し、それらの端を(0,∞),(1,-1)と名付ける。交点をOとする。
[a](0,∞)に関する鏡映はx'=x
[b](1,-1)に関する鏡映はx'=1/x
[c](0,∞)に沿っての平行移動はx'=ax
[d](0,∞)に関する鏡映と直線(a/2,∞)に関する鏡映の合成は∞周りの回転と呼ばれ、x'=x+a
[e]0をaに写す点O周りの回転はx'=(x+a)/(-ax+1)
[f]とくに0を∞に写すO周りの回転はx'=-1/xに写した。
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