■パウル・シャッツ環とヨハネス・シェンケ環(その55)

陽馬を用いた連続回転環(ヨハネス・シェンケ環)を構成することは可能だろうか?

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中川宏さんに試作してもらったところ、これまでの試作品の中では最もきれいな回転環となった。

一軸ではないため、もちろん冗長性はあるが、これまでペンタドロンにこだわりすぎていたかもしれない。

途中Kドロンができないかと思ったが、今回のつなぎ方ではKドロンはできないようであった。

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オルソスキームは構造体のユニットとしても使用される。

Kドロンは12の左手型と12の右手型の組み合わせでできている。

これはKドロンがみせる光学的な特性を説明し、なぜKドロン構造が形と機能の間に強い関係をみせるかを説明する

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