■フィボナッチ・ゲーム(その1)

任意の整数は、フィボナッチ数の和として一意に表現できる(隣り合った2つのフィボナッチ数は使わないと仮定すれば・・・)

3=3

4=3+1

5=5

6=5+1

7=5+2

8=8

9=8+1

10=8+2

11=8+3

12=8+3+1

1000=987+13

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【1】フィボナッチ・ニム

n個のチップの山から、先手はm1個とる。

次に後手が0<m2<=m1個のチップをとる(何も取らなかったり、先手の2倍以上をとってはいけない)

最後の1個をとった者が勝ちである

最初にどれだけとるのがよいのか?

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n=1000の場合、m1=13をとるべきである。

すなわち、後手にフィボナッチ数個のチップを残せば勝ちを得ることができ、後手は勝ちえないことになる。

n=32=21+8+3→3個のチップをとるべきである

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