■大円弧多面体(その138)

円弧多面体の特徴はその「強度」にある。

何がその強度をもたらしているのだろうか?

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non-edge to edge tilingであることは第一義的ではなく、その本質は

頂点価数が3であること

大円上の頂点数が4の倍数であること

と考えられる。

頂点価数が3であることに加えるとすると、接触数が6であって安定構造となることであろう。

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3次元の場合の安定化条件を掲げると・・・

頂点価数が4であることに加えるとすると、接触数が14であって安定構造となることである。

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一般のn次元の場合の安定化条件を掲げると・・・

頂点価数がn+1であることに加えるとすると、接触数が2(2^n-1)であって安定構造となることである。

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