■隣り合う素数の間隔(その5)
【1】チェビシェフ・シルベスターの定理(1891年)
十分大きなxに対し、x<P<(1+α)xを満たす素数Pがすくなくともひとつ存在する。α=0.092・・・
しかし、アダマール・プーサンの定理より、どんなα>0に対しても個の不等式は成り立つので、この数は意味がなく
ただ歴史的な興味があるだけである。
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【2】陳景潤の定理(1979年)
十分大きなxに対し、x-x^α<P<xを満たす素数あるいは素数2つの積となるPが必ず存在する。α=0.477・・・
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【3】Breushの定理(1932年)
n>=48のとき、n<=P=<9n/8に素数が必ずある
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