■増加整数列(その1)
n=rs+1個の整数列は、必ず長さr+1の増加部分列か、長さs+1の減少部分列を含む。
証明はrに関する数学的帰納法による。
それでは
増加(減少)列の長さの平均は?
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(1,2,3,4,5,6,7)の順列,たとえば,
3,4,5,1,6,7,2
を考える.
これは単調増加する部分列3つ
L1={3,4,5},L2={1,6,7},L3={2}
に分かれる.
(1,2,3,4,5,6,7,・・・,n)の順列でも同様に考えることができる.
n→∞のとき,L1の長さの平均は,
e−1=1.718281828
に近づく.同様に
L2=e^2−2e=1.9524
L3=e^3−3e^2+3e/2=1.9957
Ln→2
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