■大円弧多面体(その66)

【1】大円弧32面体

それでは、72度30本でできたねじれ12面体についてもお願いします。

球面距離24度の正五角形12個と

球面距離48度の正三角形20個で、4πとなるのかということです。  (中川宏)

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【2】球面三角法

 半径1の球面(単位球面)上に3点A,B,Cがあり,それぞれが大円の弧で結ばれているものとします.球面三角形ABCの3辺の長さ(球面距離)をa,b,cで表すとそれぞれ大円の中心角となります.すなわち,単位球では球面距離を中心角と同一視できるわけです.また,内角A,B,Cは大円同士が交わる面角の大きさです.

 球面三角法の公式は多数ありますが,計算に便利なように単位球における式として与えられています.ここで用いるのは

  cosc=cosa・cosb+sina・sinb・cosC

とその巡回置換,それに球面三角形ABCの面積Sを角過剰として表した

  S=A+B+C−π

の2つだけです.

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等間隔になるような値を求めることはできませんか?

B=A/2となるように計算するとB=52.2811となった。

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大五角形12、小三角形20の組み合わせでは

40.1979(20.099) であった。

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