■大円弧多面体(その65)

【1】大円弧八面体

それぞれは大円の円弧で中心角150度で設計しました。

正しいかどうか、計算で確かめていただけませんか?

1つのピースに等間隔に4か所の切込みがあります。それらは球体の大円上にあります。

確認していただきたいのは、一つのピースの両端の切り欠きが球の中心となす中心角が150度かどうかです。

同じことですが、隣り合う2つの切り欠きが球の中心となす中心角が50度かどうかです。

よろしくお願いします。(中川宏)

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【2】球面三角法

 半径1の球面(単位球面)上に3点A,B,Cがあり,それぞれが大円の弧で結ばれているものとします.球面三角形ABCの3辺の長さ(球面距離)をa,b,cで表すとそれぞれ大円の中心角となります.すなわち,単位球では球面距離を中心角と同一視できるわけです.また,内角A,B,Cは大円同士が交わる面角の大きさです.

 球面三角法の公式は多数ありますが,計算に便利なように単位球における式として与えられています.ここで用いるのは

  cosc=cosa・cosb+sina・sinb・cosC

とその巡回置換,それに球面三角形ABCの面積Sを角過剰として表した

  S=A+B+C−π

の2つだけです.

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等間隔になるような値を求めることはできませんか?

B=2Aとなるように計算するとA=52.9304となった。

B=A/2となるように計算するとA=105.861となった。

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