■大円弧多面体(その37)

球面n角形の辺の長さをa,内角をαとする。S=nα-(n-2)π

球面ニ等辺三角形は(π-α、π/2、π/2)であるからT=π-α

合計はs+nT=2π

3等分では大円にならない

a+α=π,a+b=π/2でなければならない

N=4 a=65.5302 b=24.4698

N=5 a=51.8273 b=38.1728

N=6 a=42.9414 b=47.0586

N=7 a=36.6884 b=53.3156

N=8 a=32.0313 b=57.9687

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N=3 a=90 b=0

となるが、ガウスのペンタグラムの立体版のn=3を作ろうとすると、側面の二等辺三角形は2つずつ合体して二角形3つになる。

円弧は大円で270度で、これは計算が不要である。

結局、大円になるための一番重要な条件は

a+α=π,a+b=π/2

であったことになる。これであればコンピュータ計算上のエラーも出ないで済む

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