■奇数の2乗−1の整除性

奇数を2乗した平方数1,9,25,49,81,121,・・・

を8で割ると、余りはすべて1となります。

(2k+1)^2=4k^2+4k+1=4k(k+1)+1

kとk+1のどちらかは偶数なので4k(k+1)は常に8で割り切れます。

===================================

3で割り切れない奇数を2乗すると

(6k+1)^2=36k^2+12k+1=24k^2+12k(k+1)+1

(6k+5)^2=36k^2+60k+1=24(k^2+2k+1)+12k(k+1)+1

12k(k+1)は常に24で割り切れますから、これらを24で割ると、余りはすべて1となります。

===================================

3でも5でも割り切れない奇数を2乗すると

(30k+1)^2=900k^2+60k+1

これらをnで割ると余りはすべて1となるようなnは簡単には規定できなくなります。

===================================