■正多面体の正多角形断面(その306)

 4次元正単体では

  x1+x2+x3+x4+x5=1

辺はx1+x2=1など10辺

これらのうちに何辺かの中点を通ることがわかっている。ある頂点を通るかもしれない。

===================================

(1,1,1,1,1)に直交する切断面を考えたいところであるが、

  x1-x2+x3-x4+x5=0

は(1,1,1,1,1)に直交しないし(1/5,1/5,1/5,1/5)も通らない

  x1-x2+x3-x4=0

  x2-x3+x4-x5=0

などをを考える.これらは4次元正単体の中心(1/5,1/5,1/5,1/5)を通るが互いに直交しない。

===================================

直交性は無視することにして

  x1-x2+x3-x4+x5=0

であれば、

x1+x3+x5=1/2

x2+x4=1/2になるのであるが

A1A2の中点、A3A4の中点をとおる。

A5をは通らない。中心も通らない。

===================================

こうなると

x1+x2+x3+x4+x5=1

しかなくなってしまう。これでふりだしに戻る。

===================================