■グラハム数(その41)
タワー数は指数関数の指数関数的な増え方をする巨大数です。
まず、タワー↑は指数の計算を意味するものとします
3↑3=3^2
3↑4=3^4
3↑5=3^5
3↑6=3^6
・・・・
3↑(3↑3)=3^(3^3)=3^27=3↑↑3
3↑↑4=3^(3^3^3)・・・3が4個
3↑↑5=3^(3^3^3^3)・・・3が5個
3↑↑6=3^(3^3^3^3^3)
3↑↑7=3^(3^3^3^3^3^3)
・・・・・・・・・・・・
3↑↑(3↑↑3)=3↑↑↑3・・・3が(3↑↑3)個
3↑↑↑4・・・3が(3↑↑↑3)個
3↑↑↑5・・・3が(3↑↑↑4)個
3↑↑↑6・・・3が(3↑↑↑5)個
・・・・・・・・・・・・・・・
3↑↑↑(3↑↑↑3)=3↑↑↑↑3=G1
3と3の間に↑をG1本だけある数=G2
3と3の間に↑をG2本だけある数=G3
3と3の間に↑をG3本だけある数=G4
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3と3の間に↑をG63本だけある数=G64=グラハム数
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かつてギネスブックに「数学の証明で用いられた最も大きい数」として紹介された(1980年)。
現在、グラハム数より大きな数はたくさん発見されている。記録は更新されているものの、
新しいものはギネスブックには登録されていない。
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