■分割数の合同式(その2)
p(n)の値はnが大きくなるにつれて急激に増大していく。
p(50)=204226
p(100)=190569292
p(200)=3972999029388
しかし、p(n)のおおよその桁数を与える近似式なら考えることができる。それは解析的整数論の問題で、攻略は極めて難しい。
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そこで,ここでは1918年,ハーディーとラマヌジャンによって与えられた漸近公式
p(n) 〜 1/4n√(3)exp(π√(2n/3))
を紹介します.このことから,p(n)は準指数関数と考えることができます.
[1]n=100の場合,p(100)=190569292に対して,p(100)〜1.993×10^8
[2]n=243の場合,p(243)=133978259344888に対して,p(n)〜1.38×10^14
p(n)の粗いがそれなりによい評価式になっていることがわかります.
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